唐津神社社報より唐津神祭に関わる記事を抜粋してネット化致します。
唐津神社社報   第100号  平成22年4月1日発行
発行人 戸川 忠俊
編集人 戸川 健士
印刷所 (有)サゝキ高綱堂
諸業繁栄祈願
春季例大祭
4月29日(水・昭和の日 祝日)
奉納神賑行事
浦安の舞・曳山社頭勢揃・池坊生花

五穀豊穣祈願 
 
 曳山修理場完成
 去る二月一日、予て改装工事中の曳山修理場が北城内、西ノ門館内に完成した。
 ここしばらくは、地元の唐津市に漆塗り技術者(塗り師)が不在となり、曳山の塗替えは、曳山を塗替え技術と工場のある八女市や直方市などに運び工事をしていた。
 関係者一同は、この事を何とかせねばとの想いで、数年研究を重ねていたが、今年ようやく唐津市に修理工場が完成し、塗り師を唐津に呼んで工事を進められるようになった。
 早速、塗替え工事を木綿町(武田信玄の兜)が二月七日にその工場に搬入され、只今塗替え工事が進められている。この工事は、ガラス越しに一般の人にも見られるように配慮されており、塗替え町内関係者にも工事の進捗状況をいつでも見ることが出来ると好評である。
 関係者は、この工事を見に来る人の中から、先々地元の塗り師の誕生を夢見ていると言う。

名誉宮司 帰幽
 戸川省吾唐津神社名誉宮司(第十三代官司)は、予て、病気療養中の処、去る平成二十二年三月十八日午後六時四十四分帰幽されました。享年九十一歳。 先々代戸川健太郎宮司の後任として昭和五十六年に宮司を拝命。平成九年に退任するまでの十七年間を宮司として勤め、その間、御鎮座千二百三十年祭(神輿塗り替え)を始め、授与所の増改築、彰敬館の御屋根葺き替えなど、神社の近代化に取り組みました。退任後は神社本庁より名誉宮司の称号を授けられ、自適な余生を過ごされていました。
総代異動
高砂町 宮ア 光矢 退任
高砂町 佐伯 敏生 新任
東城内 戸澤 敏夫 帰幽
南城内 豊田  茂 帰幽
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