ハッピ姿で山ばやし
 日広連全国大会の観光団一行に
  曳山も出してサービス


 五日来唐し唐津観光めぐりの一つとして曳山展示場を訪れた日広連全国大会の観光団一行に、本番で奏でる生のヤマばやしを流しての歓迎レセプションが催されて観光団は大喜びだった。
 これは市や唐津観光協会と曳山関係者らが上京したさい、京都に本部ををおく同日広連の人たちに世話になったお札と、唐津曳山まつりの本番を味わいたいという同観光団の要望で、曳山取締役会が二台のヤやを展示場から外に出してハッピ姿で生のヤマばやしを流しての歓迎レセプションを催した。祭りになれた同連の東京の人たちも、笛や鐘の勇壮な生のヤマばやしサービスに感激して「少しでも本番の唐津くんちの実感が味わえました」と大喜びで残りの観光コースに出発していた。
 
 

昭和55年6月5日 唐津新聞