唐津に"日本の心" 国際RC地区大会成功 評価された部門討議 全日程をおわる 二十一日から唐津市で開かれた国際ロータりークラブ第三七〇区(福岡、佐賀、長崎)年次大会は二十二日大会全部のスケジュールをおわって閉会した。 同大会には三県のロータリーアンとその家族約千七百人が松本兼二郎Rl会長代理、立花和雄ガバナーを迎えて開いた。 二十二日は前日行なわれた部門別討報告や大会決議などが行われ次年度ガバナーに清島省三氏(長崎十八銀行頭取)を選任次期開催地を福岡市に決め立花ガバナーがあいさつしてすペての大会行事をおれってアトラクション(曳山舞踊)や作曲家黛敏郎氏の特別講演「日本の心」を聞き、午後五時から唐津曳山八台の勇壮な行進を見学、同夜市体育館での懇親会をひらいた。 こんどの大会では全国初めてというべき生産、流通サービス、職業ABの五餌 門について分科討議が行なわれロータリークラブの新らしい奉仕の指標をかかげとくに公害間題など環境問題が取り上げられ大会自体か大きな評価された。 出席会員は地元クラブの万全の受け入れに好感をもち市の観光にも大きな認議を深めた。 題名のない音楽″に 黛敏郎氏曳山芸能にウツとり またとくに大会がアトラクションとして披露した曳山ばやしや花柳三裕杜一門と神田青年有志による郷土舞踊の演出をはじめから観賞し勇壮な曳山行進を見学した大会ゲスト講師の黛敏郎氏が祇園調の山ばやしといい、振りつけられた曳山踊りは全く素晴らしい。 私が溝演テーマに用意したテーマ「日本の心」を唐津の人たちがよくもジカに立証してくれてうれしい。テレビの題名のない音楽≠ノも取り入れたい」と激賞し会員たちも感銘していた。 なお会見は二十三日、ゴルフや市内観光で松浦湾の秋色を満喫した。 |
昭和47年10月23日 唐津新聞 |