唐津にロケ旋風 森繁氏ら本社を訪問 東宝映画の社長シリーズ「社長えんま帖」の唐津ロケは二十三日にひきつづき二十四日も市役所前や舞鶴公園など市内四ヶ所で主演の森繁久弥さんら六人のスターが出演して行なわれた。 この朝九時半ごろ市役所での撮影に先立って森繁久弥さんをはじめ藤岡琢也、関口宏、小沢昭一、団令子、久慈あさみの六スターが唐津新聞社を訪れ宮崎社長らとあいさつを交わし森繁さんらは″お世辞ぬきに唐津の風景は全く素張らしい″と大いに礼讃してロケ見物人に囲まれてカメラの前に立った。 市役所前の場面は森繁社長が夫人や部下と唐津曳山を見物するシーンで浦島太郎と亀(材木町)の曳山や戸川神官らもこの日はエキストラーとして本番出演し市役所前は撮影よりもスター見物で黒山のような人だかりで唐津署員は交通整理に汗ダクになっていた。このあとロケ隊は舞鶴公園や宮島醤油KK前で撮影、唐津市はこの二日間ロケ旋風でわいた。 この映画は化粧品会社社長(森繁久弥)と米国の事業家(藤岡琢也)か社長夫人(久慈あさみ)らと部下の(小沢昭一)の故郷唐津に遊びに来て珍騒動を起す場画で、唐津シーサイドホテル、虹ノ松原、鏡山、唐津神祭(十一月三日撮影)の現地ロケとセットシーンで東宝の正月映画として封切するもの。 |
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昭和43年11月16日 唐津新聞 |