チャーターナイト一色に ライオンズ唐津クラブ 松浦潟の展望や山笠見物 唐津ライオンズクラブのチャーター伝達式は昨報の通り、東京自由ケ丘クラプを初め関西、中国、九州各都市四十八のブラザークラブから四百五十名の会員が、中には夫人や令嬢同伴でこの祝賀行事に参列し、大会は認証式終了後たゞちに市中パレードにうつり、一行は五梯団に分れ各梯団の先頭にはそれぞれ大村自衛隊、唐津一中、二中、五中、志道小、海洋少年団等の音楽部、鼓笛隊、ブラスバンドが立って、牛後二時体育館前を出尭し城内東−大名小路−中央橋−九電横−大手通り−本町−京町−呉服町−大手通り−佐銀横ー大手ロー市役所玄関前コースをどりつゝ、延長一キロにわたる隊伍を組んで至るところ紙吹雪の祝福をうけながら堂々の行進を行ない、しんがりをうけたまわった唐津クラブには四十余名の夫人群が、渋い色彩の対の和服で参加したのが人目をひいた。 市役所前に着いた会員は引きつヾき一行歓迎のため、特に明神小路通りに展示した郷土芸能の粋といわるゝ唐津名物.十四台にもおよぶけんらん豪華な山笠に好奇の眼をみはり、おわつて消防署前で八台の貸し切りバスに分乗し虹の松原を経て鏡山に登り、同山頂から秋うやく深い玄海国定公園松浦潟の雄大な景観を満喫し、五時半から体育舘における祝宴に臨んだ。 祝宴は吉岡勝行、浜崎秀雄両氏の司会による山下善顕副会長の挨拶にはじまり、劈頭スポンサークラブ代表統木繁一氏の提唱で祝賀の乾盃後、前夜祭委員長馬渡雅雄氏から親善プルフ大会の賞品授与を行なって祝事に移り、余興として大村自衛隊音楽部の木曽節、唐津音頭そのほかの自由曲、泉徳三舞踊団の黒田節、大漁節、花笠音頭、深見プロ専属香地邦彦とニュージアーカーズと共に楽団の自由曲などで、満場に華やかにも賑やかな雰囲気をかもし出し、余興の最後を飾った唐津山笠ばやしは山笠取締会役員田中富三郎氏の山笠解説に次いで、山笠有志による笛、太鼓、鐘で唐津くんちの山笠曳きをホウフツさせる、威勢よい三つばやしはさすがに絶賛の拍手をよぴ、九時すぎ未曽有の盛会裡に散会した。 |
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昭和38年10月14日 唐津新聞 |