滋養強壮薬としての烏犀圓の特徴は以下の通りです。 |
1.厳選された13種和漢薬のみから構成
いわゆる高貴薬とされる牛黄、朝鮮人参など13種の和漢薬をバランスよく配合。特に、牛黄は3千〜1万頭に1個生じるという牛の貴重な胆石で古くから心臓や肝臓の機能を高める薬として珍重されています。さらに、内臓全般に亘り新陳代謝を高める高麗人参、血液の浄化と循環を良くする当帰、川キュウ、血管を強化し血圧を下げる陳皮、水分代謝を整える白朮、胃腸の働きを良くする生姜、桂皮などが配合された綜合滋養強壮薬です。従って、烏犀圓は西洋薬のような急激な作用が無い代わりに、飲み続けることにより徐々に体全体の機能を高め、弱った体を正常に戻す効果があります。また、数百年に亘り、これといった副作用は認められていません。 |
2.今、抗痴呆(ボケ)薬として話題の当帰、川キュウを配合
烏犀圓は生薬特有の独特な味と香りがしますが、これらの本体はほとんどが当帰及び川キュウからのものです。当帰、川キュウは元来、血行不良、貧血、頭痛、月経不服、月経困難などいわゆる血の道症の要薬として用いられてきましたが、最近、学会で脳血管性痴呆のみならずアルツハイマー型痴呆に極めて効果があることがみとめられ、抗痴呆(ボケ)薬として非常に注目されています。 |
3.お年寄りの健康管理に、また、頭を使う人、受験生に人気!
烏犀圓は、元来、人生に於ける健康の転換期といわれる厄年(41歳)からの視力、聴力、性力などの減退並びに中風症(血管硬化)を回復し、体力、気力を愉快に保持するいわゆる不老長寿、若返りの薬として調製されたものです。服用すると、頭がすっきりし、体が非常に温まる感じがしますが、これは烏犀圓の有効成分が体のすみずみまで行きわたり、血液の粘土を下げ循環をよくするためです。
従って、血行不良による諸症状、例えば、頭痛、しびれ、冷え症、貧血、しもやけ等に著効を示す他、脳梗塞、脳卒中予防に、また、最近では目覚めの悪い人、受験生など頭を良く使う人にも人気が出ています。 |
4.エキス剤ではありません。味と香りも重要
良質の生薬そのものを製造直前に粉砕後、微粉末とし、国産の純粋蜂蜜を加え調整したもので、エキス剤と異なり、生薬本来の有効成分が含まれています(強烈な味と香りのゆえんはここにあります)。
生薬は100メッシュ以下の微粉末とし、充分に時間をかけて蜂蜜と練合されていますから有効成分が次第に蜂蜜と混然一体となり、体内への吸収が容易になります。カプセルや顆粒とせず、味と香りにこだわる理由はここにあります。臭いが気になる方は服用後、緑茶を飲むと臭いは消えます。 |
5.歴代徳川将軍の長寿薬
1991年、水戸徳川博物館に伝わる徳川家康の遺品の調査中、封印された薬壺が発見されました。
封印には明らかに烏犀圓と記載され、中には約400年を経た今でも独特の味と香りを有する練り薬が含まれていました。これらの一部始終はテレビで放映されたため烏犀圓は徳川家康の愛飲薬として一躍脚光をあびるようになりました。家康は人一倍健康に対する熱望が強く、自分自身で密かに薬を調合して服用していたようですが、当時の人の平均寿命が30歳代の頃、家康が75歳の長命であったことを考えると、長寿の秘密はここにあるのかもしれません。また、ごく最近、NHKドラマ「八代将軍、吉宗」の中でも吉宗の秘薬として烏犀圓が紹介され、全国的に大変話題になっております。 |