ちょっと保存のページです。

平成15年、梅雨まだ明けやらぬ頃、大手通の池田屋呉服店の壁面に登場したオブジェ。
志道小学校6年の皆さんが池田屋の若旦那と作った茜染めです。
「頑張れ、中央商店街!志道小学校六年生一同」の垂れ幕。
ありがとう。君たちのエールは確かに届きました。
ほんとうにありがとう。
あなた達にバトンを渡せるように、
お父さん・お母さん・おじちゃん・おばちゃんは頑張るけんね
西日本新聞2003/07/10 より
「あかね色」鮮やかに 志道小6年生 弥生の草木染に挑戦 唐津市
吉野ケ里遺跡からも染めた布が出土し、日本最古の染料のひとつとされる「アカネ」の草木染に八日、唐津市・志道小(末次由貴子校長、二百二十八人)の六年生四十一人が挑戦した。
 「唐津最古の草木染に出会う」をテーマにした総合学習で、草木染に関心を持ち、創作作業を通してモノを大切にする心をはぐくんでもらおうというもの。
 唐津市刀町の呉服店に勤める池田聡さん(28)と、池田さんの友人で群馬県桐生市の染織家・中野光太郎さん(36)の指導で、児童たちはまずハンカチの絞り染めをした。
 輪ゴムや割りばしなどでくくって染料につけたハンカチを広げると、あかね色のさまざまな模様が現れた。石井淳美さん(11)は「意外な模様ができておもしろい」と、弥生の染めの出来ばえに目を輝かせていた。
 この後九十センチ四方の布を染め、縫い合わせたものを後日、同市内の中心街に展示することにしている。