唐津歳時記
8月 葉月
平成14年8月2日 七夕飾り
唐津市が仙台の七夕を手に入れられて、
京町のアーケードに飾っていただきました。
酔っぱらいがいたずらをしないと良いのですが・・・・・・・。
来年は本場仙台の七夕飾りを手本に、自分達でこしらえてみようと思っています。ご期待下さい。 | |
土曜夜市第3週目 仙台からの七夕さんがよく似合っていました。 |
唐津のお盆は忙しい。 町は喪服を着た人が初盆参りに駆け回ります。 |
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15日の晩、送り火を焚いて、庭の精霊飾りを外し、 お供えを精霊薦にくるみ、船を仕立てます。 子供達の手を借りながら、 いつもながらわが家の船はちょっと派手です。 |
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西の浜に各家から精霊船が運ばれてきます。 精霊薦は随分前から海に流せませんでしたが、 初盆の精霊船も最近では流さずに砂浜でお送りするようです。 でも海には一度つけてから砂浜に持って上がるようです。 今年も自作の立派な船がありました。 |
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精霊さんを送った後、子供達は花火に興じます。 「じいちゃん、また来年も来てね」 ひとし |
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お盆が終わり 16日は浄泰寺でえんま堂のご開帳です。 |
この焔魔堂は元は古舘家の観音堂だったそうです。 |
子供達はオドロオドロしたナレーションの地獄のビデオを、 神妙に見ています。母親は「ほ〜ら、悪いことをしたら死んだ後に あんな地獄の苦しみを」と脅しています。 「嘘ついたら閻魔さんに舌ば抜かれるぞ!」と聞いた次男はそれから 口を開きませんでした。 みんな良い子になれよ・・・・・・・。 |
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8月24日はお地蔵さんの日です。 京町裏の高砂町では「高砂延命地蔵」をまつっています。 毎年この日のお祭りには高砂町の方たちが集まりお供えをします。 近松寺の和尚さんがお経を唱えてくれました。 私の小さい頃は高砂町も子供が大勢いて、皆お地蔵さんの日にお菓子を頂くのが楽しみでした。今年はうちの子3人だけでちょっと寂しい気がしました。 |
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幕洗い 平成14年8月24日 | 曳山行事のひとつ。 町田川で泳げていた頃は、川でヤマの幕を洗い、それを乾かしながら船遊びをしていたそうであるが、川は汚れ、船遊びだけが現在も残っている。 幹部が潮を目安に日程を決めるのだが、お天気は決めるわけにはいかず、今年もハラハラしながら空を眺めていたが、昼過ぎからは雨も上がり、絶好の幕洗い日和となった。 |
若者頭、萩尾勝の指揮のもと、速やかに船の準備が進められる。今年は長島君製作の見事な珠取獅子のミニチュアを舳先に仕立てて、新調した鐘の叩き初めと、賑やかな幕洗いが始まった。19:00桟橋を出港。大人も子供もこんな時は皆生き生きしている。 | |
松浦川を上ると、ロイヤルホテルからライトが当てられた。それに応えるかのように花火を打ち上げ、弓張提灯を掲げた。川面の風は心地よく、幕洗いは唐津っ子ならではの贅沢である。 潮の加減でやや遅れはしたものの、町田川を上ると、札の辻橋には町内はもとより他町の人々の出迎えを受ける。橋の上と下から「えんや・えんや」のかけ声。これで唐津の夏は終わりを告げる。 |
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町田川を下ってきた。囃子は絶好調に達し、大満足。 お供日まで2ヶ月あまり。これから忙しくなる。皆体調に気をつけて万全の体制でお供日に備えていただきたい。 22:00桟橋に到着。速やかに撤収。 信二。写真載せたよ! |
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平成15年8月27日 昨日の大雨で危ぶまれていた空も、幕洗いを喜ぶかのように良い天気になり、6万年に一度の火星大接近を眺めながら、絶好の幕洗いとなりました。 老いも若きも満喫しました。 |
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松浦橋のちょっと上の小さな光が六万年に一度大接近した火星です。 |