平成16年初供日 10月9日


台風22号の余波か、時折激しい雨風の中、平成16年の供日の幕開けとも言える初供日奉告祭が唐津神社にて執り行われました。

例年なら、各町境内にお社を持つ町内はその前でお籠もりをし、社を持たない町は境内にテントを張って直会をしています。
さすがのこの雨、神社で直会をしたのは社を持った刀町・呉服町・新町、テントを張った京町だけでした。
中町は市民会館の4Fでやったそうです。
他は各町の集会場や公民館でなさったと思われます。

若頭の指揮で雨の中の準備、本当にご苦労さまでした。

例年ですと各町が神社のコンセントをお借りして、毎年ブレーカーが落ちる騒ぎになっていましたが、今年はテントは京町だけ。ブレーカーが落ちる心配もなく、煌々と照らし出された京町の直会幕は夜の唐津神社に一際映えていました。
戸川宮司も、この雨はどうしようもありません。
玉置さんの本格麦焼酎「よかっちゃん」
お供日用に14台の曳山のラベル仕様完成。
早速神社に奉納してありました。
禰宜の太鼓で神事が始まりました。
神事が終わり、牧川総取締の挨拶
保存会の囃子の奉納
戸川宮司・禰宜さん
お供日は唐津神社のご加護により、透き通る秋晴れをよろしくお願いします。
本部取締の先輩方
保存会 わが京町からは小林君がんばってます。
保存会藤川会長も、神妙に太鼓を打ち鳴らす。
鉦は大木君
さて、各町囃子の奉納が始まりました。今年は新町からです。
初供日の醍醐味は各町の囃子を聞きながら酒を飲み交わすところにあります。やはり雨の中でも境内の直会を強行した甲斐がありました。

途中、@神田中村さんからお樽を頂戴致しました。
鳴滝酒造の新作「羽化登仙」(米焼酎に粕取焼酎をブレンドしたものです)
「ヤマ古」のような癖もなく、美味しく頂きました。ありがとうございました。

例年ですと、境内鳥居下に、各町の丸提灯を並べるところ、折からの雨風、
今年は社務所の軒先に変更。
米屋町の次は、いよいよ京町です。  (写真提供 @神田中村さん)
京町 太鼓:宮川  鉦:古賀
吹き出しは松尾
水主町さん
囃子責任者の山田君が、太鼓の宮川君に労いの言葉を。
宴もたけなわ、雨も勢いを増し、畳も水がしみ出した頃、幕となりました。
京町の皆さん、本当にご苦労様でした。
改めて皆さんの一つになった力を感じました。
初供日当番町は大石町さん。
最初から最後までお世話ご苦労様でした。